AMH（アンチミューラー管ホルモン）とは、女性の卵巣の中にある卵胞から分泌されるホルモンです。
その数値は血液検査によって調べることができ、卵子の元となる原始卵胞の残りの数（卵巣機能の予備能力）を知るための指標としてみることができます。
一般的にAMH値が低くなるほど妊娠率が下がる傾向にあり、体外受精の場合は採卵数などに影響がでると言われています。
しかし、決してAMH値が低いからといって妊娠を諦める必要はありません。では。どうすれば改善が望めるのかについて、東洋医学、漢方の視点から健康堂がサポートいたします。

原子卵胞について

もともと、原始卵胞は女性が生まれる前の胎児のときが700万個と最も多く、誕生して200万個となり、初潮を迎える頃には30万個と年齢とともに減少していきます。そして、20代となると15万〜20万個となり、5万個を切ると閉経を迎えます。
このように、原始卵胞は年齢とともに減少することが当たり前なことですが、最近では年齢以外にも生活による体へのストレスによっても減少するといわれています。そのため、同じ年齢であっても生活環境の違いによってAMHの数値に差があるのです。

AMH値が低くても（卵巣年齢が高くても）妊娠はできる

また、AMH値は卵巣機能の予備能力を知るための指標ではありますが、妊娠の可能性をみるものではありません。つまり、AMHの数値が低いからといって、妊娠する可能性が低いというわけではないのです。AMHの値は、これから先に妊娠できる期間がどれくらい残っているのかを知るためのものなので、不妊治療の計画を立てることに役立てることができます。
もし、AMH値が低い場合は、より早い妊娠が望まれますが、そのためには妊娠しやすい体づくりが大切になります。今現在よりもさらに妊娠しやすい体質へ改善することによって、より早く妊娠することができるようになります。

「補腎（ほじん）」でストレスケアと体調を整えることが東洋医学的に重要

この妊娠しやすい体質への改善の方法の１つに漢方があります。漢方の考えの中で「補腎」といわれる方法があります。これは中国漢方の歴史の中で、加齢や老いへの対策の研究によって生まれたものですが、AMH値の減少も加齢によるものなので、この「補腎」の考えによって対策することができます。この考えをもとに漢方の組み合わせることによってAMH値が低くてもより妊娠しやすい体づくりを目指すことができるのです。

「補腎（ほじん）」とは

補腎とは成長、発育、老化を正しくコントロールする治療方法です。しっかりと成長させいつまでも若さを保つ方法です。漢方のアンチエイジング法として長年研究され確立された対処法です。

もしAMH値が低いと言われても妊娠をあきらめる必要はありません。より妊娠しやすい体を作ることで妊娠の可能性を高めることができます。漢方の健康堂薬局は、体質に合った漢方の処方によって妊娠の可能性を高めるお手伝いをしていきます。自然の力を生かした歴史のある漢方で体質改善を行い、妊娠力を高めていきましょう。

ご提案する漢方薬について　～漢方における「妊活」の考え方～

「AMH値が低い」という指摘をされたことで過度に意識しまい、ストレスをためてしまうと、妊活への悪影響になる可能性があります。体調を整えると共にストレスケアにも努めましょう。

そこで漢方の健康堂薬局では、漢方薬の服用を中心とした方法で現時点での妊娠の可能性を最大限に高める体調づくりとストレスケアを提案いたします。
中国漢方の歴史は、加齢・老いの研究といっても過言ではないくらい長い時間をその研究に費やしてきました。時の権力者は、権力の次に欲しがったものそれは不老不死でした。中国ではその研究を医学、薬学に求めたのです。その結果、不老不死とはいかないまでも加齢対策は補腎（ほじん）といわれる方法では成果をあげることができています。

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