妊活と生理周期について。「生理周期を整える」ことの重要性

妊活をしていくうえで1番大切なことは月経周期を整えることです。
月経周期は排卵を中心とした性周期で、妊活で一番大切な指標です。妊娠は、排卵→受精→着床が理想的なタイミングで起こらないと妊娠は成立しません。そのために月経周期を整えるのです。

月経異常と妊娠への影響

女性の体は、4つの周期(卵胞期・排卵期・黄体期・月経期)で妊娠準備を行っています。その周期に排卵しているかどうか。質の良い卵ができているかどうか。着床の重要な要件である子宮内膜(赤ちゃんのベッド)はしっかり厚くなっているかどうかが妊娠するためには必要なのです。月経周期はそれを知るバロメータになります。

月経周期は約28日間から35日の周期であるといわれています。
月経周期の異常は、妊娠に大きく影響します。

月経異常と妊娠への影響は以下の通りとなります。

月経が早まる(月経周期が24日以内である場合)

月経周期が24日以内である場合を頻発月経と言います。頻発月経の原因は無排卵と黄体機能不全です。無排卵である場合は妊娠成立に重要な受精卵を作ることができません。また、黄体機能不全である場合は子宮内膜が上手く育たない状態であるため着床へ影響を及ぼします。

代表このタイプは、ストレスや過労が原因で、慢性的な心身衰弱状態になっている方です。
足腰がだるい、疲れやすい、トイレが近いなどの症状がでやすくなります。

月経が遅れる(月経周期が39日以上である場合)

月経周期が39日以上である場合を稀発月経と言います。稀発月経の原因は無排卵または遅発排卵であるとされています。遅発排卵とは排卵までに14日以上かかっていることを言います。排卵されているため妊娠は可能であるものの卵子の質が低下していたり着床時期に子宮内膜が剥がれてしまい着床に至らないという場合があり妊娠率が低いといわれています。

 

このタイプの女性は、全身の栄養物質が不足しているタイプです。
妊娠に必要な要素は次のようになっていることが想定されます。

  1. 基礎体温:2層にはなるが、高温期を維持できない。全体的に体温が低い。
  2. 子宮内膜の厚さが十分ではない。受精卵が着床するに足りる厚さにならない。
  3. 卵の質が良くない。

 

卵の質が良くない。受精卵が着床するベッドが薄く寝心地が悪く妊娠には至らない。このタイプの人は、何らかの原因で、体に必要な栄養成分吸収機能が低下していると考えられます。原因は、ストレス、胃腸虚弱、偏食、過度のダイエット等。原因を取除き、吸収機能の建直しを、漢方薬で行います。

月経がない(月経が90日以上来ない場合)

月経が90日以上来ない場合を無月経と言い、月経周期のどこかに異常がある場合が考えられます。原因としては婦人科系疾患の他にも無理なダイエットやストレスが関係しています。3か月で体重の20%以上減った場合、生理が止まるともいわれています。

月経周期が正常でない人は、どのような治療を行えば良いのでしょうか。産婦人科を受信して原因の病気があればそれを治療することが第一歩です。具体的な原因疾病が無い若しくはわからない場合は、漢方薬による治療が最も良い方法です。

生理周期が気になる方は、ぜひ無料相談をお受けください 

漢方薬は、個人個人の体質や症状に合わせた処方で服用していただくことが効果的です。そのために質問をご回答いただきます。

それをもとに、お客様がご希望になった方法(お電話・メール・ご来店)にてご指定日にカウンセリングさせていただきます。お客様の体調が整い、子宝に恵まれますよう、最適な方法をご提案してまいります。

なお、ご来店のカウンセリングの場合は、完全予約制となります。ご来店の日時が決まりましたら、お電話でご予約をお願いいたします。

生理周期の乱れの原因は以下の19タイプに分かれます。どのタイプに当てはまるのかご説明させていただきますので、まずは無料相談をご予約くださいませ

タイプNO 生理周期 経血量 弁証 タイプ解説
1

周期が短い(24日以内)

経血量が多い

実熱じつねつタイプ

このタイプの方は、生活環境での冷えが原因で体の失調が起こっています。スーパーの鮮魚売場の方に多く見られます。ひとの体は30%~40%(個人差があります)筋肉でできています。胃袋だって平滑筋という筋肉でできています。運動をする時、いきなり体は思うように動きません。有る程度体を温めないと、思ったとおりのパフォーマンスはできません。このように人の体は、冷やされると機能が低下してしまうのです。夏場暑いからといって、冷たい食べ物、飲み物ばかり取りすぎると筋肉でできている胃袋は従来の動きができなくなり食欲が落ちたり、お腹を壊したりするのです。冷たいものや生のものは、避けましょう。
もち米、にら、にんにく、ねぎ、生姜羊肉、(スパイス)唐辛子、コショウ、シナモン、黒砂糖などがお奨めです。
2

経血量が多い

肝鬱化火かんうつかかタイプ

タイプ2の方は、生理周期が早まる方と、早くなったりする方の両方が起こりえます。
このタイプはこのタイプの方は、ストレス、ホルモンバランスの乱れが原因で、自立神経が失調している方です。
イライラ、ヒステリー、憂鬱感、乳房の張り、脹痛の症状が出やすいのがこのタイプ
です。リラックスすることを心がけ、香辛料、脂っこいもの、甘いもののとりすぎに注意しましょう。具体的には、三つ葉、セロリ、パセリなどの野菜や、甘橘系の果物、あさり、シジミ、いか、たこなど意識して食べましょう。
3

経血量が少ない

陰虚火旺いんきょかおう

偏食、多食により、余分なもの(中性脂肪、コレステロールなど)溜め込んで体に変調を来たしている状況です。体に溜め込んだ余分な水分は体を冷やし、血管にたまった中性脂肪、コレステロール、水分など血液の流れを阻害し血行が悪くなります。その影響は当然月経周期にも影響が現れます。 先ずは食べたり飲んだりする量の制限が必須です。その上で血液をサラサラにしてくれる、昆布、わかめ、たけのこ、ごぼう、レタス、白菜、大根、玄米、ハトムギ、海藻などは多めにとるように心がけましょう。
4

だらだら続く

気虚ききょ

このタイプの方は、長期間の過労やストレス、体質的な虚弱が原因で体に変調が発生しています。全身の虚脱感。とくに腰や膝に力が入らない。手足が冷えるといった症状を呈します。体を温かく保つことが大事です。
食事も、冷たいものや生のものは避けましょう。
もち米、にら、にんにく、ねぎ、生姜羊肉、(スパイス)唐辛子、コショウ、シナモン、黒砂糖などがお奨めです。
タイプNO 生理周期 経血量 弁証 タイプ解説
5

周期が長い(39日以上)

経血量が少ない

寒凝かんぎょうタイプ

このタイプの方は、胃腸の消化吸収機能の低下や月経の出血の多いことなどが原因で血液や体液などの栄養成分が体内で不足している状態になっている方です。肌や髪の毛に潤いがなく、爪が薄く割れやすかったりします。このことが原因で、めまいが起こることがあります。このタイプの方は、冷たいものや生ものは避けてください。調理で熱を加えることで、もともと体を冷やす作用がある食物でも、冷やさなくなったり温めるようになったり変化することがわかっています。だからサラダより温野菜、刺身より煮魚と熱を通して召し上がってください。このタイプの方は、ホウレンソウ、ニンジン、キクラゲ、落花生、ナツメ、ブドウ、桑の実、松の実、ライチ、ナマコ、イカ、ヒラメ、豚肉、羊肉、牛レバーなど意識して召し上がってください。
6

経血量はふつう

肝鬱気滞行気かんうつきたいぎょうきタイプ

このタイプの方は、ストレスや興奮、食事の偏りが原因で、体に余分な熱を持っている体質の方です。
顔が赤くなることが多かったり、赤いにきびができやすかったり、便秘がちだったり、体が火照ったりする熱の症状がでやすいタイプです。
リラックスすることを心がけ、香辛料、脂っこいもの、甘いもののとりすぎに注意しましょう。たとえばきゅうり、ごぼう、セロリ、大根、冬瓜、苦瓜、なす、スイカ、柿、バナナなどのフルーツ、魚貝類や緑茶、コーヒーなど熱を冷ます作用のある食物です。
7

経血量はふつう

痰湿たんしつタイプ

このタイプの方は、ストレス、ホルモンバランスの乱れが原因で、自律神経が失調している方です。
イライラ、ヒステリー、憂鬱感、乳房の張り、脹痛の症状が出やすいのがこのタイプです。リラックスすることを心がけ、香辛料、脂っこいもの、甘いもののとりすぎに注意しましょう。
具体的には、三つ葉、セロリ、パセリなどの野菜や、甘橘系の果物、あさり、シジミ、いか、たこなど意識して食べましょう。
8

経血量が少ない

虚寒きょかんタイプ

このタイプの方は、血液、体液、ホルモン等の不足が原因で、体調が乱れている方です。
おもに上半身に熱の症状が出やすいタイプです。口内炎ができやすかったり、扁桃腺が腫れやすかったり、顔がのぼせたり、手足がほてったりします。
栄養価の高い、ナッツ類、ほうれん草、黒ごま、黒豆、黒砂糖、きなこ、レバー、豚肉など心がけて食べましょう。
9

経血量が少ない

血虚けっきょ

このタイプの方は、胃腸の働きが弱く消化吸収機能が低下してエネルギーが作れないことが原因で体調が乱れている方です。
食欲がなく、疲れやすく、おなかをこわしやすくなります。
過度の飲酒、脂っこいものを避け、消化の良いものを中心に、もち米、麺類、ソラマメ、えんどう豆、山芋など意識して食べましょう。
タイプNO 生理周期 経血量 弁証 タイプ解説
10

周期が一定にならない

経血量は普通

肝鬱気滞かんうつきたいタイプ

タイプ10の方は、生理周期が早まる方と、早くなったりする方の両方が起こりえます。
このタイプはこのタイプの方は、ストレス、ホルモンバランスの乱れが原因で、自律神経が失調している方です。
イライラ、ヒステリー、憂鬱感、乳房の張り、脹痛の症状が出やすいのがこのタイプです。リラックスすることを心がけ、香辛料、脂っこいもの、甘いもののとりすぎに注意しましょう。
具体的には、三つ葉、セロリ、パセリなどの野菜や、甘橘系の果物、あさり、シジミ、いか、たこなど意識して食べましょう。
11

経血量が少ない

腎虚じんきょタイプ

このタイプの方は、内分泌系(ホルモン系)免疫系の機能低下による体調の異常で足腰がだるい、疲れやすい、トイレが近いなどの症状がでやすくなります。栄養価が高く体を温める食事を心がけましょう。
羊肉、うなぎ、山芋、茄子、朝鮮人参、栗、シナモンなど意識して食べましょう。
タイプNO 生理周期 経血量 弁証 タイプ解説
12

生理期間が長い

経血量は多い

血熱けつねつタイプ

このタイプの方は、ストレスや興奮、食事の偏りが原因で、体に余分な熱を持っている体質の方です。
顔が赤くなることが多かったり、赤いにきびができやすかったり、便秘がちだったり、体が火照ったりする熱の症状がでやすいタイプです。
リラックスすることを心がけ、香辛料、脂っこいもの、甘いもののとりすぎに注意しましょう。たとえば、きゅうり、ごぼう、セロリ、大根、冬瓜、苦瓜、なす、スイカ、柿、バナナなどのフルーツ、魚貝類や緑茶、コーヒーなど熱を冷ます作用のある食物を意識して食べましょう。
13

経血量は普通~多い

瘀血おけつタイプ

このタイプの方は、ストレス、ホルモンバランスの乱れが原因で、自律神経が失調している方です。
イライラ、ヒステリー、憂鬱感、乳房の張り、脹痛の症状が出やすいのがこのタイプです。リラックスすることを心がけ、香辛料、脂っこいもの、甘いもののとりすぎに注意しましょう。
具体的には、三つ葉、セロリ、パセリなどの野菜や、甘橘系の果物、あさり、シジミ、いか、たこなど意識して食べましょう。
14

経血量は少ない

気虚ききょ

このタイプの方は、胃腸の働きが弱く消化吸収機能が低下してエネルギーが作れないことが原因で体調が乱れている方です。
食欲がなく、疲れやすく、おなかをこわしやすくなります。
過度の飲酒、脂っこいものを避け、消化の良いものを中心に、もち米、麺類、ソラマメ、えんどう豆、山芋など意識して食べましょう。
タイプNO 生理周期 経血量 弁証 タイプ解説
15

生理期間が短い

経血量は少ない

寒凝かんぎょうタイプ

このタイプの方は、生活環境での冷えが原因で体の失調が起こっています。スーパーの鮮魚売場の方に多く見られます。ひとの体は30%~40%(個人差があります)筋肉でできています。胃袋だって平滑筋という筋肉でできています。運動をする時、いきなり体は思うように動きません。有る程度体を温めないと、思ったとおりのパフォーマンスはできません。このように人の体は、冷やされると機能が低下してしまうのです。夏場暑いからといって、冷たい食べ物、飲み物ばかり取りすぎると筋肉でできている胃袋は従来の動きができなくなり食欲が落ちたり、お腹を壊したりするのです。冷たいものや生のものは、避けましょう。
もち米、にら、にんにく、ねぎ、生姜羊肉、(スパイス)唐辛子、コショウ、シナモン、黒砂糖などがお奨めです。
16

経血量は少ない

痰湿たんしつタイプ

偏食、多食により、余分なもの(中性脂肪、コレステロール、水分など)溜め込んで体に変調を来たしている状況です。体に溜め込んだ余分な水分は体を冷やし、血管にたまったコレステロールや中性脂肪は血液の流を阻害し血行が悪くなります。
その影響は当然月経周期にも影響が現れます。先ずは食べたり飲んだりする量の制限が必須です。その上で血液をサラサラにしてくれる、昆布、わかめ、たけのこ、ごぼう、レタス、白菜、大根、玄米、ハトムギ、海藻などは多めにとるように心がけましょう。
17

経血量は少ない

瘀血おけつタイプ

このタイプはこのタイプの方は、ストレス、ホルモンバランスの乱れが原因で、自律神経が失調している方です。
イライラ、ヒステリー、憂鬱感、乳房の張りと痛みの症状が出やすいのがこのタイプです。リラックスすることを心がけ、香辛料、脂っこいもの、甘いもののとりすぎに注意しましょう。
具体的には、三つ葉、セロリ、パセリなどの野菜や、甘橘系の果物、あさり、シジミ、いか、たこなど意識して食べましょう。
18

経血量は少ない

腎虚じんきょタイプ

このタイプは、ストレスや過労が原因で、慢性的な心身衰弱状態になっている方です。足腰がだるい、疲れやすい、トイレが近いなどの症状がでやすくなります。
栄養価が高く体を温める食事を心がけましょう。羊肉、うなぎ、山芋、茄子、朝鮮人参、栗、シナモンなど意識して食べましょう。
特に羊肉は、漢方の本場中国北京では、9月~4月の間、頻繁に食べられます。札幌とほぼ同じ緯度にある北京の冬は、大陸ということもあり乾燥した厳しい寒さに包まれます。その厳しい寒さを乗り切る漢方の知恵が、北京名物羊肉のしゃぶしゃぶです。5月~8月に羊肉のしゃぶしゃぶを食べているのは観光客だけのようです。
19

経血量は少ない

血虚けっきょ

このタイプの方は、胃腸の消化吸収機能の低下や月経の出血の多いことなどが原因で血液や体液などの栄養成分が体内で不足している状態になっている方です。
肌や髪の毛に潤いがなく、爪が薄く割れやすかったりします。このことが原因で、めまいが起こることがあります。このタイプの方は、冷たいものや生ものは避けてください。調理で熱を加えることで、もともと体を冷やす作用がある食物でも、冷やさなくなったり温めるようになったり変化することがわかっています。だからサラダより温野菜、刺身より煮魚と熱を通して召し上がってください。
このタイプの方は、ホウレンソウ、ニンジン、キクラゲ、落花生、ナツメ、ブドウ、桑の実、松の実、ライチ、ナマコ、イカ、ヒラメ、豚肉、羊肉、牛レバーなど意識して召し上がってください。